【シノアリス】聖堂ニ巣食ウ悪夢 ストーリー




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コレハ
とある国のお話シデス。


ソノ国の王は争いを嫌う
優しい王デシタ。


たとえ言葉ガ通じなくトモ


心あるモノどうし
分かり合える。と


ナイトメアとの共存ヲ
追い求めマシタ。


しかし王ノ言葉に
民ハ耳を傾ケマセン。


人間とナイトメアの争イハ
激しくなるばかりデスカラ


当たり前デショウ。


ソノ状況を憂いた王は
民にある命ヲ出シマシタ。


それはナイトメアに
食糧を分けよ。


というモノでしタ


王は争いノ原因ハ
空腹ダト考えたのデス。



















【シノアリス】小話まとめ(スライド風)




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ハジメマシテ。
私の名前は「ギシン」。


ワタシの名前は「アンキ」。

ココはすべての世界ガ集う場所
・・・・・・「ライブラリ」世界。


貴方ガ何と戦って
何を得るノカ。


貴方が代償に
ナニを支払うノカ。


全てハ貴方の思うママ・・・・・・


全てハ貴方ノ望むまま・・・・・・


アナタにはどんな未来ガ待って
いるのでしょうか?


アナタにはドンナ欲望が潜んで
イルンデショウカ?


楽しみでなりませんな・・・・・・
ギシン。


楽しみしかアリマセンネ。
アンキ。


フフッ・・・・・・ヒヒヒヒッ!


イーハハハハッ!!



・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・アレ?まだ終わってない?

ダウンロードが終ワッテナイ?

サーバーからのダウンロードが終ワッテナイ?

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

エート、では、
コノアタリで小話を。


【シノアリス】嫉妬ノ化身 ストーリー※ネタバレ注意



一節
見知ラヌ

森は私にとって、母のような存在で
あった。折り重なる枝と茂る草花が
そよ風に揺蕩い、私を慈しむように
抱きしめてくれる。私にとって
心落ち着く場所は、最早森以外に
なかった。「ここはどこ?
早く戻らなくては・・・・・・」
帰る場所ならある。だが、そこに
居場所と言えるような温もりはない。
この森で意識を取り戻すより
前に行われた行為を思い出し、
背筋が凍る。虚ろな目。
意識とは裏腹に前へと進む足。
長年植え付けられた恐怖心が
自然とそうさせる。
「帰らないと。帰らないと。
帰らないと。帰らないと。」
口から零れる言葉に、意識
は宿っていない。



二節


怪しく騒めく茂み。
そこからに染み出してきたのは、
黒き怪物。獣でないことは明らかだ。
文字通り『染み出してきた』のだから
納得するしかない。
起き抜けの頭が急に鮮明になり、
今がどういった状態なのか、
自覚した。
「私が今いる場所は、元いた世界
とは異なる場所だ」
そう自覚させるには十分過ぎる
情報が並べられていた。
そんなことはどうでもよい。
今はただ、目の前の脅威を
打ち払うのみ。拳を
強く握りしめた・・・・・・。



三節
憧憬トノ邂逅

振り返るとそこに居たのは、人間。
ようやく出会えた人間。
私は己の境遇を説明し、
「どこか近くの町へと案内を
頼めないか?」
そう依頼しようとした瞬間であった。
私を射抜いたのは、畏怖と鋭さを
湛えた眼光であった。
そこには、悍ましい怪物と
対峙するような敵意が含まれていた。
「早く、敵意がないことを
伝えなくては・・・・・・」
あぁ。そうか。先ほど私だって
躊躇わなかったではないか。
納得すると同時に、ようやく
出会えた人間は躊躇せず、
私を殺さんと襲い掛かってきた。



四節
水面

行きも絶え絶えにたどり着いた湖畔。
背中にこびりついた脂汗を
洗い流そうと、水面に触れる。
「これが・・・・・・私、なの?」
自分の声がひどく震えているのが
分かった。自分の歯が、
カタカタと音を立てている。
それが命の危機に瀕するような
状況に晒されることも珍しくはない。
痛みにも、慣れている。
それに屈し、自分の意思でない行動
をとらされる事もよくあることだ。
だが、こんなことには慣れていない。
自分の容姿がある日突然変る。
そんな怪奇な現象など。



五節
回想スル乙女

・・・・・・混濁する意識。
下卑た男の嬌声が木霊する暗い部屋。
そこが私の生きる場所。
物心つくより前から、
そこが私の帰る家になっていた。
両親の姿は思い出せない。
不自然に甘い香の香りに、
鼻は麻痺し、媚薬交じりの
味のしない食事に下は麻痺した。
命令に背けば、暴力を振るわれ、
指名を増やすため、媚び続けた。
暗く閉ざされた世界で、
私は生ける傀儡と
化していた。



六節
乙女ク憧憬

壊れた人形が処分される叫びが
鼓膜を揺さぶる。
自我を保てず、狂った笑いが
昼夜問わず響き渡る。
心が壊れるものが大半を占める環境
において、私がそうならなかったのは
拠り所があったからに他ならない。
どれだけ躰が汚されようとも、
心までは汚せない。
辛いときは決まって不遇な少女が
救われる物語を反芻した。
想いは馳せる。焦がれた憧憬。
叶わなかった夢へと・・・・・・。
シンデレラ、それが私の憧れであり、
希望の全てであった。



七節
トナル決意

頬を抓る痛みに、
意識が呼び戻される。
痛みは感じる。大丈夫。私はまだ
正気だ。どうせいつも見る悪夢に
違いない。暖かな日差しとともに、
そよぐ柔風が頬を撫ぜる。
覚醒した意識と共に見渡した世界は、
焦がれ続けた物語の世界が
広がっていた・・・・・・。
神様がいるのであれば、浴びせたい
言葉は罵声だと思っていたが
今日ばかりは違っていた。
どうせ、いつか覚める夢ならば。
叶わなかった夢を叶えよう。
私はいつも夢見ていた姫となるため、
家臣を集めることにした。



八節
ク想イ

「ドウシタノ?泣イテイルヨ」
気づけば、足元で蠢く蛇の群れ。
現れたのは王子様でなくとも
落胆はしなかった。嫉妬に囚われた
私に相応しいのはこの醜い蛇たちだ。
それに、穢れ切った私に求婚する
愚かな王子などこっちから
願い下げだ。初めて出会う私よりも
身分の低い者。
ようやく他者に向けることができた
蔑むような目線。あぁ。ようやく
思い出した。私は死んだのだ。
私を娼館から買い取ったのは王子様
ではなく歪んだ性壁をもった只の
商人であった。彼は私を精一杯
愛した後、蔑むような視線を向け。
私に覆い被さり、首の
を砕いたのだ。



九節
慟哭スル被リ

「ドウシテ私ニ迎エガ
来なかっタノ。」
憎い。憎い。憎い。憎い。
憎い。憎い。憎い。憎い。
「ドウシテ私の美しい容姿ハ
奪われたノ。」
憎い。憎い。愛しい。憎い。
憎い。憎い。憎い。憎い。
「アァ・・・・・・シンデレラ。」
憎い。憎い。憎い。
「美しければ、
イズレ救ワレルハズデショウ?」
憎い。憎い。憎い。憎い。
憎い。憎い。愛しい・・・・・・。
背反する想いが、
胸の中で撹拌される。
再び現れた死神の、優しい手招き。
その視線に含まれた憐憫
勝者の余裕が漂っていた・・・・・・。



十節
憧憬テニ

はみ出た臓腑。脳は痛みを誤魔化す
ため麻薬を分泌する。
千切れた四肢。残る力を振り絞り
光を求め、手を伸ばす。
「ねぇ・・・・・・いっそのこと。
私を、殺して・・・・・・」
生きて他者に蹂躙される人生を
過ごし。夢にも他者に利用される
くらいならば。この体を縛る業苦
から解放されることを求めた。
「下僕となるならば、
生かしてやる。」
そう聞こえた気がしたが
私には届かない。聞こえない。
微かに揺れる唇が紡ぐ返答は、
宛先も無く揺蕩う。
それは限りない虚無
溶けて消えた・・・・・・。